1泊2日ゲーム遊びまくりの旅 ゲームルーム合宿2015春 レポート前編

「こら! ゲームは1日1時間まで!」

子供の頃に遊びすぎてお母さんから怒られた経験はありませんか? ましてや「ゲームルーム」のサイトに足を踏み入れた貴方なら、ゲーム好きなことは間違いないことでしょう。誰からも注意されず、思う存分遊んでみたいと思いませんか? 子供の頃からのそんな夢を叶えるのが、ゲーム好きの、ゲーム好きによる、ゲーム好きのためのイベント!

ゲームルーム合宿です!

 


合宿しおり


桜舞う季節、4月18日(土)から19日(日)にかけて「ゲームルーム合宿 2015春」は行われました。合宿前日の17日が金曜日のため、19時から23時にかけて普段通りのゲームルームも開催されます。また、その直後から合宿前夜祭と称しオールナイトでのゲーム会も行われました。そして、朝が来たら皆でバスに乗って山梨県の山中湖まで移動! 18日は山中湖の合宿所に着いたら遊び倒し、翌の19日も朝から17時までゲームの時間でした。


バスに乗っての移動の時間もゲームをしている人がいるため、ゲームルームから合宿までフルに参加すると丸々48時間以上遊べる計算に! ただ、すべての日程を参加する必要はありません。ゲームルーム、オールナイトの前夜祭、山中湖への宿泊と3部構成になっているのでそれぞれ都合の良い様に組み合わせできます。

合宿の参加人数は総勢24人。その中には、今回がゲームルーム自体初参加という方も何名かいました。また、普段東京のゲームルームには参加できないという遠方に住む方たちもこのイベントを機会に参加してくれましたよ。今回は愛知から2人、福井から1人の参加です。福井から参加した方は、前回の「ゲームルーム合宿 2014秋」に引き続き2回目の参加でした。交通費もかかるのに、遠くから参加してくれる人がいるのは嬉しい限りです!


いざ出陣

 

普段のゲームルームは4時間という時間制限があり、また入退場が自由のため人数の変動も激しいです。しかし、合宿所では時間はいくらでもあり、人数が決まっているので普段はできないような遊びもたくさん出来ました! なので、せっかくですので今回のレポートは山中湖にいた時間を中心に書いていこうと思います。

さて、山中湖に向かい新宿を出発したのは朝9時。高速バスで山中湖まで移動します。バス車内は2組に完全に別れました。前夜祭に参加している徹夜組は疲れてぐーすか。朝集合組は元気いっぱい! もちろん空き時間はゲームで過します。揺れる車内ではカードやボードが使いにくいので、主に口頭で遊べるゲームをしていました。例えば、推理ゲームの「ブラックストーリーズ」、紙ペンゲームの「20の質問」など、誰でも簡単に遊べるものなので、また別の機会にでもご紹介できれば!


特に激しい渋滞に巻き込まれることなく、お昼には合宿所に到着しました! 今回の合宿は1日目の昼、夜。2日目の朝、昼と4食付き。着いたら早速お昼ごはんです。



合宿所は山中湖にほど近い、「グループ・イン・ほりのや」。中は広くてキレイで、そして料理も美味しいんです! 高級料亭の味…とはいきませんが、食べると田舎のお母さんを思い出すような懐かしい味です。量も多くて、男所帯の合宿には喜ばれること間違いなし。また、近くに温泉があったりと、女性にとってもうれしい空間になっております。

合宿と聞いて引いてしまう女性も居るかもしれませんがご安心なされよ! もちろん女子部屋も完備されています。しかも、遊ぶ部屋に行くのは男子部屋より女子部方が近くて便利なんですよ。こう言う筆者も実は女だったりしますしね。なので、女性の方も安心して参加してください。

 

 

嘘つき混じりの自己紹介

 

昼 食後、何をするかというと。…まあ、もちろんゲームなのですが。むしろこの合宿、食べる、お風呂、寝る以外は全てゲームの時間です! 普段、お母さんから ゲームを制限されている子供に知られたら、大層羨ましがられる日程なのです(笑) 特に、毎食後は全員参加のゲームをすることになっています。計22名参 加のゲームは普段のゲーム会ではそうそう体験できないものですよね。

さて、皆で遊ぶ最初のゲーム。初めて会う人もいることですし、自己紹介を兼ねたものにしましょう!

た だ単に自己紹介していくだけでなく、なんでもゲームを取り入れるのがゲームルーム。今回は「ワードウルフ」というゲームを使って自己紹介をしていきます。 ゲームと言っても基本は普通の自己紹介なんですよ。ただし、その中に2人だけ嘘つき狼と呼ばれて自己紹介をしていない人が混ざっています。その嘘つき狼達 を当てれば勝ちという、単純なゲームです。

さて、自己紹介を始める前に、全員にカードを配ります。カードには「自己紹介」と書いてあるも のと、それ以外のお題が書いてあるものが2枚。「自己紹介」以外のお題が配られた人が嘘つき狼です。さあ、1人1人順番に自己紹介していきましょう。嘘つ き狼達は他の人に気づかれない様に、自己紹介を装ってそのお題について紹介しなければなりません。全員の自己紹介が終わったら、1人1人怪しい人を指名 し、嘘つき狼を当てたら、当てた人の勝ち。誰からも怪しまれなかったら嘘つき狼の勝ちです。

自己紹介以外のお題として「好きなゲーム」という周りに紛れ込みやすいものと、「自分のお母さん」という、ちょっと難易度の高いものを用意しました。

普通に自己紹介するより相手の言うことを真剣に聞きくことができ、ウソを付く方もドキドキが楽しめる。そんなゲームになったと思います。残念ながら「好きなゲーム」の人も「自分のお母さん」の人も上手く周りに紛れ込んだにも関わらず指名されてしまいました。ただ、怪しまれたのは後の方なのであと少しで勝てたかもしれません!

普通の自己紹介だと緊張して苦手という人も、ゲームにしてしまえば楽しめますよね。仲良くなるのにゲームは最適のツールだと思いますよ。


まったり~ ゴロゴロ~ ゲ~ムのお時間~


ゲームルーム合宿は「ワードウルフ」で戦いの火蓋が切って落とされました。その後は各自好きなゲームを遊ぶ時間です。普段は中々手を出せない長時間かかる ゲームをする者あり。買ったものの積みゲーになっていたものを、ここぞとばかりにプレイする者あり。いつも遊んでいるゲームの楽しさを再発見し、何回も何 回も同じゲームを遊ぶ者あり。遊び方は人それぞれ。

また、今回は参加者の持ち込み企画としてテーブル・トークRPG(以下TRPG)も企画されていました。これは、コンピュータを使わずに紙やペン、サイコ ロなどの道具を使って遊ぶRPGです。シナリオはルールブックに記載されていますが、ゲームを進める上で一番大事になってくるのは人間同士の会話です。1 人1人がゲームのキャラクターになりきり、演技をしながらゲームをしていくのです。自分のステータスを決める時や敵との戦いにはサイコロも使います。

人が集まらないとできないものなので、これを機会に初体験した人もいました。TRPGには、ゲームを管理するゲームマスターが必要で、ルールブックやシナ リオを用意するなど準備もあります。なので、普段のゲームルームでは中々遊ばれません。こういった合宿ならでは、ということでゲームマスターを買って出て くれた参加者さんに感謝ですね。



春合宿! 肉の陣!

 

腹が減っては戦はできぬ。とは良く言ったもので。1日ゴロゴロゲームをするのにも体力を使います。特にゲームルームで遊ばれるゲームは頭を使うものも多い ので、お腹はすぐに減ります。何が言いたいのかというと、待ちに待った夕食の時間ですよー! 先程も言ったようにこの合宿所、ご飯がとても美味しい。そん な合宿所の夕食は、楽しい楽しいBBQ!!
 
美味しそうなお肉が山盛り! お酒も手配完了! さあ皆で、「乾杯!!」

宿で用意されるのはお肉、野菜、焼きそばですが、今回は気前のいい参加者が魚介類の差し入れを! まさかのコンロ持参で、皆に振る舞うためにせっせと魚を焼いてくれました! ありがたやー、ありがたやー。

また、大の男が20人以上集まるBBQはお肉の無くなるのが早いこと早いこと。熾烈な戦いが繰り広げられていました。ただ、ゲームルームは初心者歓迎が鉄則。来ている回数が少ない人ほど美味しいお肉にありつけ易いのです。例えば、同じ女性でも初参加の女性のところには次々とお肉が運ばれてきますが、毎週のようにゲームルームに参加している残念な女性は基本的に男性陣の争奪戦に参加しなくてはいけません。何を隠そう、この残念な女性って筆者の事なんですけどね…(泣)

 もちろん男性も同じで、初参加の人は基本的に優遇されていますよ。でも、今回の合宿所は全員が満足できる十分な量が用意されていたので、腹ペコの常連組もちゃんと美味しいお肉をたくさん食べられました。食べて、飲んで、騒いで、ゲームだけじゃなくて、ちゃんと普通のイベントも楽しみますよ! 

さて、お腹もいっぱいになったことですし、これで次のゲームを始められますね!

 

…そしてなんと、レポートは後編に続きます。次回は来週に!


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文:サポーターしげ 編集:田下広夢

リセットネコ

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